玄米屋(げんまいや)たいぞうのホームページ食事療法

食事療法

大沢博氏の著書

 

玄米屋たいぞうのお隣にあるお店で、非常に興味深いタイトルの本を見かけたので、お借りしてみました。

 

大沢博氏の著書、「食事崩壊と心の病」です。

 

 

この本の内容を大まかに説明すると、心理学者である大沢氏が、あらゆる精神疾患の原因として「食事」が強く関与しているのではないか、という仮説を立て、それらの検証をするために様々な事例を紹介していく、といった流れの内容になっています。

 

 

精神疾患には、うつなどの軽いものから、アルツハイマーや統合失調症などの重大な支障に至るものまで、様々なカタチがありますが、大沢氏は「現代食」が起因となる「低血糖症」こそが、それらの精神疾患の根本的な原因の一つではないかと睨んでいるようです。

 

様々な精神疾患の原因が、すべて食生活にあると決め付けるには早計ですが、精神疾患もアレルギーや糖尿病、ガンなどの現代病と同じく、様々な原因が複合的に絡み合って起こる出来事であり、その原因の重要なものとして、現代の食生活が挙げられることはまぎれもない事実だと、私も認識しています。

 

 

食べ物で心が変わる?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、大沢氏の仮説はまず間違いなく的を得ているのではないでしょうか。

 

 

ただ、この本の内容は仮説を正当化させるために、あまりに一方的な事例の紹介と考察になっているため、普通の人にとっては、やや気が滅入る内容かも知れません。

 

大沢氏は、砂糖やブドウ糖などの精製された糖類や、白米などの精製炭水化物を、常日頃から摂取するような食生活が諸悪の根源だと言い切り、砂糖の摂取をやめ、未精製の米を中心とした食生活にしなければならないことを提唱しています。

 

しかし、今の自由を尊重する気風の社会の中で、一般のさほど健康に気をつかう必要のない人々にとっては、そのような食生活に変えるということは、やはり簡単な事ではないと私は思うのです。

 

 

氏は本の中で、科学的な見地からも非常に説得力のある推察を色々と紹介しており、論理的に考えれば氏の提唱する食事、食生活のスタイルにすることが、どれほどヒトにとって良いことであるか、理解できる内容となっています。

 

 

ただ、やはり人は感情の生き物です。

 

どれほど論理的に正しかろうが、目の前の快楽には負けてしまうのが大抵の人々の行動パターンであり、そして自分の選んだその行動を、他者に否定されることを不愉快に感じることも、やはり大抵の人々の行動パターンでしょう。

 

そして、自分にとって完全にマイナスになるような事象が起きてから初めて、それまでの快楽を手放すことを受け入れるようになるのが常であり、自分にとってのマイナスを、事前に予測した上での快楽の放棄は、そう簡単なことではないのが一般的な現実の出来事なのです。

 

 

そのように言ってしまうと、元も子もないように思われるかもしれませんが、そのような現実の出来事をしっかりと認識することが、まずは大事だと私は考えています。

 

 

精製された食物は、生き物にとって本能的な快楽を得ることの出来る食べ物であり、一度その快楽を経験すると、再度その快楽を得ることを強く欲求するものです。

 

この欲求は、誰しもが本能として持っているものですので、仕方のない欲求といえるでしょう。

(関連した内容の記事を、玄米屋たいぞう便りに書いています。ぜひ一読してみて下さい。)

 

 

しかし、ヒトは知性や理性といったものを持つことで、その欲求を「本能を超えた欲求」に変換することが出来るのです。

 

様々な知識を元に、本能による欲求や、また別のカタチの欲求である「本能を超えた欲求」が、自分の中にあることを理解し、そして理性により自分や未来にとって、より良い結果を導くための行動欲求を選択することが出来る生き物であるのが、ヒトという動物です。

 

 

 

自身の快楽を満たすことが幸せな事だと考えている今の社会においては、自分が美味しいと感じる食事、純粋に旨いと感じる食事を、自分が食べたい時に食べたい様に摂取することに、やましい事など何も無いのが至極当然、という風潮の世の中となってきています。

 

しかし、そのように多数の人達が本能の赴くままに食料を摂取したり、多数の人達が本能の欲求ばかりを刺激するような食品をプロデュースしていくことが、後々の自分達にとって、そして未来の子供達や、今の地球の環境にとっても、どれ程のリスクと悪影響があるものかを、たくさんの人達にしっかりと認識してほしいと、私は思うのです。

 

そのような思いから、人にとってより良い未来を創り上げるための手段や気付きを少しでもたくさんの人達に提供していきたいと考え、これからも玄米屋たいぞうの経営を頑張っていきたいと、今あらためて想っています。

 

  

「玄米食はダイエットにもってこい」という話は、皆さんよく聞く話だと思います。

 

しかしそれだけではなく、玄米を中心とした食事法で生活することで、太りたくても太れない人にとっても、良い効果が得られる可能性があるのです。

 

それはどういうことでしょうか?

 

その理由を知る前に、まずは”太りたくても太れない人”、つまり、”いくら食べても太れない人”の、その原因を知ることが必要です。

 

 

(あらかじめ断っておきますが、けっして病気の方を対象にした話でなく、遺伝的な要素が強く関与した、肉体の体質が原因と思われる方を対象にした話であることを御理解ください)


(また、例え話ではありますが、タンポポがひまわりになろうとしても無理な話で、タンポポにはタンポポの良さがあり、太りにくい体質も個性だということを自分自身で認めることが、まずは大切です

それを十分に認識していただいた上で、今から紹介する、自分の能力を高めるための提案についてを御理解いただきます様、お願いいたします。)

 

 

 

”いくら食べてもなかなか太れない人”には、実に様々な要因があるのですが、根本的な要因の一つとして、自分の体質の問題というのが考えられます。 

 

太れない人の体質は、一般的な人と比べると、各消化器官の消化吸収能力が劣っていることや、体組織生成能力が劣っていることが考えられるのです。

 

また、肝臓の能力が低いと、様々な栄養の生成抽出能力などの代謝能力も低いため、それも原因の一つとして考えられるでしょう。

 

 

ですから、そういったタイプの人は、一般的な人よりも筋肉が生成されにくく、そのため猫背になるなどして、骨格の歪みが生じ、その結果、血流の流れが悪くなったり、内臓に負荷がかかることでその機能が落ち、ますますの悪循環に陥ってしまう、という後天的な原因もが発生してしまうことになるのです。

簡単に説明すると、以下のような流れになります

 

 

 小腸での消化吸収能力が比較的低い(消化器官の能力や酵素などの生成能力が低い)

または、栄養の生成、代謝能力が比較的低い(主に肝臓の能力が低い)

または、体組織生成能力が比較的低い

               ↓

 筋肉が生成されにくいため、体を支えきれず骨格が歪んでくる(猫背など)

               ↓

※ 骨格が歪む事で内臓が圧迫され機能低下に結びついたり、血流が正常な流れとならずに滞ったりすることで、筋肉がますます生成されにくくなる。

 

 

ざっと上記のような悪循環のパターンが、太りにくい人達には多いようです。

 

 

ですから先天的な原因である、自分の体質をなんとかしなければならないわけですが、そう簡単には自分の体質が変わるものではありません。

 

 

しかし、今の食事のスタイルが、もし自分の体に合っていないものだとしたら・・・

自分が食べてきた食事が、本来の自分の能力を活かすことの出来ないものばかりであることを考えたら・・・

 

そう考えるとどうでしょうか。

 

 

多くの日本人は胴長短足で、つまり腸が長く発達していることが特徴です。

 

なぜ日本人の腸が長く発達しているのかというと、それには日本人が何千年も昔から、米や山菜といった食物繊維の多い食物を、主な栄養源として摂取し続けてきた歴史に理由があるのです。

 

食物繊維はそう簡単には消化できないことから、長い年月をかけて日本人は腸を長く進化させてきました。

 

また、食物繊維は小腸で吸収されない栄養素ではあるのですが、大腸内で様々な特有の菌が発酵する際に生成される、脂肪酸などの物質を自身の栄養源として吸収することができるため、大腸を発達させることは非常に理に適っていたわけです。

 

そのような独自の栄養吸収システムを発達させてきたため、日本人は肉類などの高タンパク質や脂肪を摂取せずとも、米や野菜を中心にした食事で、生きるために必要な栄養を賄うことが可能だったのです。

 

 

しかし、現代の私達の身の回りにある食料は、ほとんどが高タンパク、高脂質、高カロリーの性質の食料ばかりです。

また、米は精製されることで、食物繊維の含有量は極めて少なくなっています。

 

そして、それらの食料に含まれる栄養素は、人間の消化吸収システムにおいては小腸にて吸収されるものなのですが、小腸の消化吸収能力がそれほど高くないタイプの人は、効率よく吸収できないまま、それら未消化の食料が大腸に送り込まれることになります。

 

そして、その未消化の食料は先に説明したように、大腸内で菌による発酵が成されますが、脂質やたんぱく質などの発酵においては、自分にとって有益となる脂肪酸が発生されることはなく、逆に有害な物質などが発生することが多いのです。

(日本人に大腸ガンが多い理由には、このことが最も影響していると考えられます)

 

 

これらのことを踏まえて、現代食の特徴である、高脂肪、高タンパク、高カロリーの食事を摂取しても体重が増えない人には未精製の米や野菜などの食物繊維を多く含んだ、粗食を中心とした食事をとることを、たいぞうはお勧めします

 

小腸で吸収する能力が低くとも、発達した大腸による栄養の吸収システムが大いに役立つ可能性があるのです。

 

ちなみに小腸で吸収された栄養は必ず肝臓で代謝されてから全身に運ばれますが、大腸や直腸などで吸収された栄養は肝臓を介さず、直接全身に運ばれるため効率が良いことがあります。

(この大腸や直腸での効率の良い吸収を説明する際、「座薬の効き目が早い」という例が、理解を促すことに役立ちます。

つまり、吸収された栄養(成分)が肝臓を介さず、直接全身に運ばれることで、非常に即効性のある効果があるわけです)

 

 

ただ、注意したいのは、食物繊維の多い食事のスタイルに変えたからといって、すぐに効果があるわけではありません。

 

大腸内での発酵による脂肪酸などの栄養素の生成には、特定の菌の存在がかかせません。

 

つまり、自分の大腸内でそのような菌が最も活動できるような環境にならないことには、その恩恵を得ることは出来ないわけです。

 

そのような有用菌がスムーズに働くような腸内環境にするためには、食事の習慣を変えることが、やはり重要なのですが、それによって、すぐに腸内環境が変化するわけではなく、個人差はありますが、半年から1年くらいの時間が必要なようです。

(ちなみに、腸内環境を変えることで得ることの出来る、もう一つの恩恵に「おならや便が臭くなくなること」があります)

 

 

 

 

話は変わって、痩せ型の人には神経症ぎみの人が多いことも見受けられますが、人は心因ストレス下において、大量のエネルギーが脳内などで消費されることがわかっています。

 

神経症の人は、心因的なストレスをしょっちゅう発生しているため、常に大量のエネルギーを必要とし、結果太らない、太れない、ということがあるのです。

 

そして、さらには脳内での大量のブドウ糖の消費が低血糖症を招き、それによりますます神経過敏を招くといった悪循環が起こりうるのです。

 

この低血糖症による神経過敏を解決するためにも玄米を中心とした食事法が有効である可能性があるのですが、それについてはまた別の機会に述べたいと思います。

 

 

 

(前回の「アレルギーやガンなどの現代病と免疫の話」はこちらをクリックしてください)

 

 

「玄米を食べることは体に良い」と、頭で理解はしていても、玄米を食べることをストレスに感じるという人は、依然として多いようです。

 

特に男性にその傾向が顕著に見られますが、その理由にはおそらく、本能的なところが最も大きく寄与するのではないかと私は考えています。(こちらをクリックすると、その考察についてのページに移動します)

 

 

また、男女問わずに、玄米を食べることをストレスに感じる人の理由を考察すると、そのもっとも大きな原因として、現代人特有の「脆弱な消化能力」が挙げられるのではないかと考えています。

 

脆弱な消化能力と言うと、大変失礼な言い方ではありますが、はっきり言って、今の日本人ほとんどの人達は、自身の内臓の能力を、本来あるべき姿よりも相当に低下させた状態にしている、と言っても過言では無い、と私は思っています。

 

 

今、日本のたくさんの人達は、これほど充分な食料に恵まれた状況であるにも関わらず、まださらなる栄養を求め続け、さらにはそれらについて、楽に摂取できるようなカタチであることを望んでいます。

 

柔らかいものや、甘いもの高脂肪高カロリーなものをもてはやし、消化しづらいものや、栄養を摂取しづらいような食品を食べることは敬遠する傾向にあります。

 

そして、敬遠されるような食品については、消化しやすく加工したり、その栄養分だけを抽出することにより、より良い形で摂取しているつもりでいるわけですが、これらの事は効率的なことの様でいて、実は自身の体をただ甘やかしている、ということを認識しなければなりません。

 

常に自身を甘やかすような食生活を送り続けている現代人の「内臓力」は、戦前生まれの方々や途上国の人達と比べて、非常に脆弱であるといえるのです。

 

ですから、その脆弱な現代人にとっては、玄米のような消化しづらい食品、様々な雑味成分を含んだ食品は、からだに優しくない食品であるため、敬遠する傾向になってしまう、といったわけなのです。

 

 

ちなみに、自身の消化能力を向上させ、内臓力を向上させるためには、あえて消化しづらいものや、そう簡単には栄養を抽出できないような食べ物を進んで食べる事が重要だという仮説があります。(もちろん程度と言うものはありますので、その辺は行き過ぎの無いようバランスを考える事が大事です)

 

 

話は変わって、高カロリー、高脂肪で、柔らかい(つまり消化されやすい)現代食を、生まれてきたときから食べ続けてきた我々現代人は、基本的に小腸から栄養を吸収するシステムが中心に機能します。

 

しかし、難消化性の食物繊維などが豊富な、玄米などの未精製の穀物を中心とした食事を摂取した際には、もちろん小腸でも様々な栄養が吸収されていくのですが、食物繊維は消化されないため、大腸において特定の菌による発酵が起こります。

 

そして、その発酵により生じた脂肪酸を大腸から吸収する、といった大腸での独自の栄養吸収システムが活発化されるのです。

 

この大腸での栄養吸収システムは、肝臓を介さずに直接全身に栄養が運ばれるなど、体にとって様々な面から効率が良く、元来、日本人はこの大腸での栄養吸収システム能力を進化させてきました

 

玄米自体の持つ栄養だけでなく、細菌による発酵の際に、新しく生成される栄養を吸収できるような能力を、日本人という種族は長い年月をかけて磨き続けてきたのです。

 

 

ですから日本人は、大陸の肉食系の人種とは違い、腸が長く発達してきた訳ですが、今、現代社会において急激な肉食の普遍化が進むことで、その特徴が逆に自分達の首を絞めることになってきています。

 

日本人の大腸ガンの増加が、それらの現象の一つであると言えるでしょう。

 

 

「大腸ガン」と「玄米」と「食事療法」の話へつづく

 

ガン、糖尿病、アレルギーなどの現代病を筆頭に、様々な病気においては「自己免疫」というものが、非常に重要な意味を持つことは、おそらく誰もがご存知のことでしょう。

 

そして、あらゆる病気を未然に防ぐためには「自己免疫を高めることが大事である」ということも、今や常識といえることではないでしょうか。

 

自己免疫を高めるためには、スポーツなどで筋肉を付けることや、呼吸法、特定の食物摂取など、実に様々な方法が提案されています。

 

ただ、自己免疫能力を高めることも大事ですが、今の日本人にとっては「自己免疫の異常」ということについて、考えることが本質的な意味で重要なことではないか、と私は考えています。

 

免疫を高めるための方法として、体温を上げることで免疫機能を活発化させることが盛んに提唱されていますが、本来は、なんらかの病気になった際に、自身の体が常時よりも体温を上げることで、免疫システムを活性化させることが自然の営みであります。

 

ですから、病気でもないのに、体温の高い状態を保ち、免疫機能が活発に働いているなどということは、ある意味「異常」と言えることでしょう。

 

 

本当に大事なこと、本質的な改善手段は、自身の免疫システムを、常に正常に働くことができるようにすることだと私は考えています。

 

 

では、免疫システムを正常に働かせるようにするためには、いったいどうすれば良いのでしょう?

 

 

ここから先は、まだまだ専門家の間でも仮説に過ぎない説ばかりが飛び交っており、実際にこうすれば良いと断言できるような方法は確立されていません。

 

ただ、最近の研究では、免疫システムとは人間の身体の内部で起こる出来事であり、つまり内臓の能力が密接に関わっていることが明らかになっています。

 

そして、内臓の能力を高めるためには、やはり「食生活」を考えることが、もっとも重要な要素であると断言できるでしょう。

 

 

自身が楽に栄養を摂取できるような食生活を続けていると、内臓はその能力を高める必要はありませんので、その能力はどんどんと退化していきます。

 

内臓の本来の能力が低下することで、免疫システムの能力も低下し、システム異常が発生する要因になるのではないかと考えられるのです。

 

また、様々な細菌との接触による、内臓内(特に腸内)での細菌の状態も、その能力を示すバロメータになるでしょう。

 

過度の衛生状態にある、先進国の人間の内臓は、様々な細菌との衝突の経験が少なく、それらとの共存能力を退化させています。

 

太古の昔から、人間の腸内などでは様々な細菌が住み着き、共存することでお互いに恩恵を分かち合ってきましたが、急激な食生活の変化や、過度の衛生、行き過ぎた他の存在の拒絶などが原因となり、今の現代人の腸内細菌構成は以前とはかなり変化しているようです。

 

これらのことを踏まえて、より良い食生活を考えるとき、やはりたいぞうは「玄米」を中心にした食事法が非常に有効であることを改めて認識するのです。

 

 

大腸での消化吸収の話につづく

 

 私が玄米食を始めたきっかけは自身がC型慢性肝炎に悩まされたことがきっかけです。

 

それについて過去記事がありますのでご覧下さいませ。

 

私が玄米食を知り、玄米食に惚れ込んだのは、私がC型慢性肝炎という病気に悩まされたことがきっかけです。

 

それについて以下のリンク先にてブログ記事を書いてます。

 

 

クチコミまっぷ 過去ブログ記事

 

 私が玄米食を知ったきっかけというのは、私がC型慢性肝炎患者であり、その食事療法として「玄米食をすると良い」という情報を知ったからです。

 

それについてのブログ記事をこちらで書いています。

 

 

 玄米を食べるとガンが治る思っているお客様がたまにいらっしゃいます。

 

果たして本当に、玄米を食べることによりガンが治ることがあるのでしょうか。

 

こちらにて、私が考察した記事を書いておりますのでご覧下さい。

 

 

 
玄米食のメリットの一つに高い毒素排出効果を挙げることができます。
 
 
玄米および発芽玄米には豊富な不溶性食物繊維やフィチン酸が多く含まれ、パラオキソナーゼ(PON)の活性を高める効果があることなどが、人間の体内の毒素の排出を促す要因になります。
 
 
そこで疑問に思われるのが毒素って何?ということではないでしょうか。
 
 
毒素とは人間の体のシステムに害を及ぼす因子(化学物質)を指しますが、それは大きく3つに分けることができます。
 
 
それには外因性のもの、内因性のもの、自家製のものとがあります。
 
 
外因性の毒素にはタバコの煙や薬物、刺激性の飲食物、排気ガスや悪性の環境ホルモンなどが挙げられます。
 
 
内因性の毒素にはウイルスや細菌による感染などで生じた毒素や、一部の腸内細菌の代謝により発生した化学物質などがあります。
 
 
自家製の毒素とは自らの身体で営んでいる代謝活動において副産物として自らつくり出してしまうものを言います。
 
 
健康で活力のある状態においては、体は毒素をはねつけたり、体内で作り出した毒素を排除する機構が働きますが、活力が衰えると毒素が蓄積してしまい、体は様々な不調を発生します。
 
 
さらに慢性化したり重症化してくると頻繁に風邪などの病気にかかりやすくなり、またガンやアレルギーといった自己免疫性疾患へと発展する可能性が大きくなります。
 
 
このような情報を得ると「毒素をいかに排除するか?」とか「毒素のない生活を心掛けなければ!」というように考える人がほとんどですが、ちょっと待って下さい。
 
 
毒素を避けることにあまり神経質になり過ぎるのも問題です。
 
 
そこで順番に考えて見ましょう。
 
 
まず自家製の毒素については、自分ではどうしようもありませんので避けようがありません。
 
 
というよりも、人間が長い進化の果てに手に入れた代謝システムの結果に発生するものであり、それを処理する能力も進化の途中で身に付けていますので基本的にどうこうしようと考えることが間違いです。
 
 
身体の活力が落ちたときに自浄能力も落ちますが、この場合は毒素うんぬんよりも身体の活力を正常に戻す努力をすべきなのです。
 
 
続いて内因性の毒素ですが、これも基本的には自身の活力を常に正常に保つ努力をすることが大事で、大抵は自然に排除されます。
 
 
しかし、食生活の改善により腸内の細菌構成が人間の体により良いものになることで、毒素の発生量が減少することが確認されています。
 
 
腸内の良好な細菌構成は発生する毒素の減少の他、人体に様々な有益な報告がなされていますので、乳酸菌を多く含む食物を摂取することは大いに推奨すべきことでしょう。
 
 
問題は外因性の毒素です。
 
 
タバコの煙や排気ガス、様々な食品添加物、悪性環境ホルモンなど現代社会では空気や水、食べ物などいたるところに人間自身が作った毒素が溢れています。
 
 
通常は人間の体は長い年月をかけて進化していくことで、それらの毒素に対する抵抗力を身につけていくのですが、あまりにもハイペースで環境が悪化しているため、さらには人間の自浄能力が甘やかされた環境に置かれてきたことで退化しているために、様々な病気を招く結果になっています。
 
 
これらの毒素による病気に打ち勝つためには、幼少の頃からそれなりに厳しい環境で育てることで体の自浄能力を高め、あとは排気ガスやたばこの煙、環境ホルモンなど決定的な有害毒素を避けることが考えられます。
 
 
あと出来る事は、常に水を摂取することにより腸内や腎臓に毒素の沈着を防ぐことや、玄米などのようなキレート作用のある食物を摂取することで毒素排出を促進したり、発芽玄米のように人の体の自浄能力を高める物質を多く含む食物を摂取することなどがあります。
 
 
すさまじいまでのスピードで発展した社会の裏にある、この環境の問題をみなさんも真摯に考えてみてはどうでしょうか。
 

 

 アレルギーは遺伝するといいますが、人の初期の体質はすべて遺伝子情報に左右されるので、親のアレルギー体質が高い確率で子に遺伝することは間違いないでしょう。

 

 しかしアレルギー体質を引き継いでも、その発症レベルは本人次第です。

 

 そもそもアレルギーとは誰もが何かしら持っており、アレルギーのない体質の遺伝子をもつ人はいないと言われているくらいであります。

 

 ただその発症レベルは幼児期においてそれぞれが置かれたある環境に大きく左右されることが、近年ドイツの研究チームにより明らかになりました。

 

 それは先進国において花粉症などのアレルギーに悩まされる人々がこれだけ多くなった背景には、幼少期における環境が清潔であったことが最も有力視されるというものです。

 

 とはいっても、花粉症などのアレルギーは多因子疾患であり、複数の原因により発症する病気であります。

 

 不潔な環境で育った人が花粉症を発症しないというわけでもありません。

 

 ではどうすれば花粉症などアレルギーの恐怖から逃れることができるのでしょうか。

 

(その前にまず断っておきますが、成人してから発症したアレルギーが自然治癒することはほとんどないといいます。それと今から述べることはまだ仮説の段階のものです。完全な裏づけはまだとれてはおりません。)

 

 アレルギーとは自己免疫の不全、または過剰な反応により発症する病気であるため、何よりも自分自身の体の中の能力を高める努力をすることが第一です。

 

 そのためには幼少期における環境を適度に不衛生な状況にすることが有効です。

 

 具体的には殺菌成分の強い洗剤は使用しないといったことや、手洗いやうがいなどを徹底し過ぎないこと、さらには犬や猫などがいるところや託児所などで細菌感染の回数を増やすなどといったことが挙げられます。

 

 また赤ちゃんを母乳で育てることはもっとも重要であります。

 

 人工のミルクを与えることは素晴らしく栄養価の高い、衛生的な食事を与えていることでしかありません。

 

 イコール良過ぎる環境で育てていることになります。

 

 さらに幼児期においては、あらゆる食べ物を体験させることが大事です。

 

 偏食を許さないことが、早期に強靭な代謝システムを形成する要因になります。

 

 このような環境を体験させることにより、より優秀な肉体を手に入れることができるのです。

 

 初期の段階であまり肉体を甘やかしてしまうと、それが普通と認識してしまい、人としての能力の進化を妨げることになるのです。

 

 ただ気をつけて欲しいのは、甘やかしすぎるのが良くないのは肉体であって、心は十分すぎるくらいに甘えさせてあげてください。

 

 幼少のときに存分に甘えさせてあげることは、子供自身が存在の正当性を認めることを育む重要な行動なのです。

 

 

 

 

 

 

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