![]()
今回は私がいい話だなぁと素直に腑に落ちた話を紹介したいと思います。
幸せと人生学のミリオンセラー作家、野口嘉則氏の著書
「心眼力」から一部抜粋しました。
ある寒い日の昼下がり1輪の梅の花が開きました。
その花の名前は「太郎」。
開花したばかりの太郎はあたりを見回しました。
「おっ、まわりはまだツボミばかりだ。最初に咲いたのは俺だ!」
しかし後ろをみると離れたところにもう一輪咲いたばかりと思われる花がキョロキョロと・・・。
その花の名前は「一郎」。
太郎 「お前、咲いたばかりだろう。最初に咲いたのは俺だからな」
一郎 「お前だって咲いたばかりだろう。一番に咲いたのは俺だ」
太郎 「証拠はあるのか」
一郎 「証拠はないが、俺が一番だ」
太郎と一郎が言い争っていたら、近くの別のツボミが開きました。とても大きな花びらをもった立派な花です。その花の名は「華夫」。
華夫 「君達、さっきから何を言っているんだい。どっちが先に咲こうがどうでもいい。花は大きさがすべてだよ。僕を見てごらん。僕が一番大きくて立派な花さ。」
太郎 「大きいだけなんてつまらない。早く咲いたほうが偉いんだ!」
一郎 「一番早く咲いたのは俺だぞ!」
華夫 「華の価値は大きさで決まるんだ!」
この言い争いを見ていた人間が言いました。
「君達は同じ一本の梅の木に咲いた花なんだよ。同じ命なんだよ」
太郎も一郎も華夫も自分達が同じ木の一部であることに気づいていませんでした。
自分達をつなぐ枝や幹が見えていなかったのです。
他の花を攻撃するということは自分を攻撃することと一緒なのに。同じ命なのに。
有名な心理学者のユング博士は「私達人間は、無意識の奥底でつながっている」と言いました。
ところがこの意識のつながりは目に見えません。
肉眼で見るならば、自分と他人は分離していて別物に見えるのです。
だから他人には負けたくないのです。
だから他人を許せないのです。
肉眼を閉じて心の眼で真実を見てください。
他人だと思っていたけれど自分の一部だったのです。
私達一人ひとりは個性をもちながらも”人類”という一本の木に咲いた花、つまり同じ命を共有する兄弟なのです。
*********************************************************************************************************
このような話を例にとり、野口氏は「競争」ではなく「共創」の重要性を説いています。
私達人間チームには敵もいなければ競争相手もいません。
勝つことが目的ではなく進化することが目的のチームなのです。
チームメイト同士で競争している場合ではありません。今こそ共創するときです。
素晴らしい未来をともに共創し、私達のチームの進化に貢献しましょう!
私はいわゆる団塊ジュニア世代ですが、この世代の人間は競争することが重要という教育を受けてきました。
ですから今さら競争することを否定されると、これまでの自分を否定されるようで完全には納得ができない自分を感じていました。
しかし野口氏のこの本と出会い、ようやく眼からうろこが落ちたというか、新しい想いを抱くことが出来るようになりました。
他人のことを許せなかったり、他人に負けたくないという思いから開放され素晴らしい未来を皆と共に共創できる!
こんな素晴らしいことはありません。
この一冊の本との出会いに心から感謝いたします。












